20代のころ、10年ほど銀座のクラブでアルバイトしていました。
バブル期で、帰宅のタクシーがつかまらなかったほど混雑していたころでした。
いつもタクシー待ちでお客様やママ、ホステスたちと別の店に繰り出すのが恒例でした。
場所柄、次々と新しい店がオープン。店の前には立派な花輪がたくさん飾られています。
するとママやホステスは、その花を抜き始めました。
私はびっくりして「いいの?」と聞くと、いわく「花輪の花が全部持っていかれてなくなった店は繁盛するんだよ」と言われました。
夜の世界にはそういう独特のジンクス(?)があるんだと知り、私も参加。
以来、新規の店で花輪を見かけた時は遠慮なくもらっています。
バブルが終わり、花輪を見かけることが少なくなったころ、久しぶりに見つけたので花をもらおうとしたところ、花輪が透明のフィルムで覆われ、抜けないようになっていました。
ママと「この店はつぶれるね」と言っていたところ、そのせいかは不明ですが、実際に半年ほどで別の店になっていました。
私は30歳でホステスのバイトを辞めましたが、ママが独立したので開店祝いに花を持ってかけつけたところ、花輪の下に「ご自由にお持ちください」と紙が貼ってあり、爆笑しました。

 

参考サイト:開店祝いナビ

 

 

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